工事保険の選び方|補償内容・事故例・加入時のポイントを解説
2025/07/28
最終更新日:2026年7月30日
建設工事では、工事中の事故や自然災害、資材の盗難など、さまざまなリスクが発生する可能性があります。
万が一事故が起きると、多額の費用負担が発生し、事業運営に大きな影響を及ぼすこともあります。
そこで重要なのが「工事保険」です。
しかし、「どの補償を選べばよいのか」「自社に必要な補償内容が分からない」と悩む方も少なくありません。
この記事では、工事保険の補償内容や選び方、加入時のポイントをわかりやすく解説します。
建設現場にはさまざまなリスクが潜んでいます。
重機の転倒、資材の落下、従業員のケガ・・・
足場崩落による転落事故や、鉄骨の落下事故などニュースでも取り上げられています。
これらのトラブルは決して他人事ではなく、どの現場にも起こりうる事です。

工事保険で補償される内容
| 補償内容 | 具体例 |
|---|---|
| 工事対象物の損害 | 建築中の建物が台風で損壊した |
| 仮設資材・機械の損害 | 足場や資材が火災・盗難の被害に遭った |
| 自然災害による損害 | 大雨や強風で工事現場が被害を受けた |
| 作業中の突発的な事故 | クレーン作業中に資材を落下させ工事対象物を破損した |
※保険会社や契約内容によって補償範囲は異なります。

工事保険で補償される事故例
事故例① 台風で足場が倒壊し、建築中の建物が損傷
木造住宅の新築工事中に大型台風が接近し、強風によって足場が倒壊。
外壁材や窓ガラスが破損し、復旧工事と工期の延長が必要になりました。
補償の対象例
- 建築中の建物
- 仮設足場
- 復旧に必要な費用(契約内容による)
事故例② 資材置場から電線ケーブルが盗難
夜間、現場に保管していた電線ケーブルや配管資材が盗難に遭い、工事が数日間中断。
資材の再調達費用や工程の遅れが発生しました。
補償の対象例
- 盗難された資材
- 契約で対象となる仮設資材
事故例③ クレーン作業中に資材を落下
鉄骨をクレーンで吊り上げている最中に資材が落下し、建築中の建物の一部を破損。
修復工事が必要となり、工期にも影響が出ました。
補償の対象例
- 工事対象物の損害
- 仮設設備の損害
事故例④ 溶接作業中の火花が原因で火災
鉄骨の溶接作業中に飛び散った火花が養生材に燃え移り、建築中の建物の一部が焼損。
焼損部分の再施工が必要になりました。
補償の対象例
- 建築中の建物
- 仮設資材・設備
事故例⑤ 豪雨で掘削現場が浸水
道路工事中に集中豪雨が発生し、掘削した箇所が浸水。
埋設した配管や資材が損傷し、復旧工事が必要になりました。
補償の対象例
- 工事対象物
- 現場内の資材・機械(契約内容による)

工事保険を選ぶ際のポイント
①工事の種類・規模に応じた保険を選ぶ!
工事規模に見合った補償内容が重要。
新築工事、改修工事、土木工事、設備工事など、工事内容によって想定されるリスクは異なります。
また、工事金額が大きいほど、万が一の損害額も高額になる傾向があります。
契約する際は、工事の種類・工事金額・工期に見合った補償内容や保険金額になっているかを確認しましょう。
②必要な特約を選ぶ!!
盗難補償、地震・水災補償、使用者賠償責任、元請け・下請けの共同補償など、特約をオプションで選ぶ。
基本補償だけでは、すべてのリスクをカバーできるとは限りません。
工事内容によっては、盗難補償や水災補償、地震補償などの特約が必要になる場合があります。
また、元請から特定の補償内容を求められるケースもあるため、契約条件を確認したうえで必要な特約を選ぶことが大切です。
③元請け・下請けの保険関係を明確に!
事故発生時に「どの業者の保険が使えるか」がトラブルになるケースも。
建設工事では、元請会社と下請会社の双方が保険に加入しているケースが多くあります。
しかし、「相手の保険で補償されると思っていた」「自社の保険では対象外だった」といったトラブルも少なくありません。
契約前に、誰がどの範囲まで補償するのか、自社で加入すべき保険は何かを確認しておくことで、万が一の際も安心して対応できます。
まとめ
工事保険は”備え”の基本。
建設業・工事業において、「保険に入っていないこと」こそ最大のリスクです。
予期せぬ事故やクレームから会社・従業員・お客様をまもるためにも、
適切な工事保険の加入は不可欠です。
当社では、建設業に特化した工事保険の代理店として年間600件以上の企業様に対応しています。
神奈川県を中心とした地域密着型、企業様に寄り添う代理店として日々精進しております。
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