建設業者必見!!年末だからこそ見直したい「保険の入り方」と考え方
建設業者が知らずに損している?
建設業専門の保険代理店として、日々たくさんのご相談をいただいています。
年末になると必ず聞く言葉があります。

「保険、毎年更新してるけど正直よく分からない」
「言われるまま入っているだけかも…」
実はこれ、多くの建設業者さんが“知らないうちに損している”状態です。
今回は、
✔ 建設業でありがちな保険の入り方の落とし穴
✔ なぜそれが問題なのか
✔ 年末に見直すべきポイント
を、わかりやすくお伝えします。
建設業の保険は「入っている=安心」ではない
まず大前提として、
**保険は「加入しているか」より「使えるか」**が重要です。
ですが実際の現場では、
10年以上前から内容が変わっていない
事業規模が変わったのに保険は同じ
元請条件を細かく確認していない
こうしたケースが非常に多いです。
よくある「もったいない保険」の例
① 補償額が今の事業規模に合っていない
売上や現場規模が大きくなっているのに、
✔ 対人1億円
✔ 対物5,000万円
のまま、というケース。
万が一の賠償事故では
足りない分は全額自己負担になります。

② 必要な特約が抜けている
建設業なら特に重要なのが、
下請・応援作業員の扱い
休業損害・使用不能損害
仕事中の第三者への賠償
「事故は出るけど、思ったほど保険金が出ない」
という相談の多くは、特約不足が原因です。
③ 逆に「使わない補償」に保険料を払っている
一方で、
実際の業務内容と合っていない補償
ほぼ使う可能性のない特約
に保険料をかけているケースもあります。
内容を整理するだけで
保険料が下がり、補償が強くなることも珍しくありません。

年末におすすめしたい「保険の考え方」
ここで一つ、
建設業専門代理店としてお伝えしたい考え方があります。
🔑 保険は「事故対応の道具」
事故後に元請・施主と揉めない
従業員や家族を守る
事業を止めない
この目的に合っていなければ、
どんなに保険料を払っていても意味がありません。
来年に向けて確認したい3つの質問
1️⃣ 今の保険で「元請の条件」を満たしている?
2️⃣ 万が一、事故が起きた時の流れを説明できる?
3️⃣ 従業員・下請を守れる内容になっている?
一つでも「自信がない」と感じたら、それは見直しのサインです。
建設業専門の代理店ができること
私たちは、
✔ 建設業特有の契約形態
✔ 元請・下請構造
✔ 現場で実際に起きるトラブル
を前提に保険設計を行っています。
「使える保険」かどうかを一緒に確認します。

まとめ|保険は“毎年考えなくていい”ものではない
年末は忙しいですが、
来年の仕事を守るための「準備期間」でもあります。
保険内容を一度整理する
分からない部分を質問する
来年の現場を想定して考える
それだけでも、
事故時の不安は大きく減ります。
今年一年、本当にお疲れさまでした。
来年も安全で、実りある一年になりますように。
