忙しい12月こそ要注意!建設業の「ヒヤリハット」を防ぐ3つの習慣
年末の現場を安全に乗り切るために
12月に入ると、建設現場は一気に慌ただしくなりますよね。「年内にここまで終わらせたい」「天候が悪くなる前に片付けたい」
そんな焦りが重なり、実は一年で最も“ヒヤリハット”が増えやすい時期でもあります。
今回は、私たちが日頃お客様からよく聞く**「12月の現場で起こりがちなヒヤリハット」**をもとに、忙しい年末でも無理なく実践できる事故を防ぐ3つの習慣をご紹介します。

なぜ12月はヒヤリハットが増えるのか?
建設業において12月は、
気温低下・凍結
日照時間の短さ
工期の締め切り
年末行事による疲労・集中力低下
と、事故リスクが一気に重なる時期です。
実際に多いのが、
朝の凍結による転倒
重機や車両の操作ミス
帰り際の不注意によるケガ
年末の交通量増加による事故
「大きな事故ではなかったけど、正直ヒヤッとした」そんな声を、毎年この時期に多く耳にします。

習慣① 朝礼で“冬特有の危険”を一言共有する
忙しい朝ほど、朝礼は形式的になりがちです。ですが、ほんの一言の声かけが事故を防ぐことがあります。
例えば、
「今日は足元が凍ってます。特に搬入口注意してください」
「手袋してても感覚鈍るので、工具の扱い気をつけましょう」
長い話は必要ありません。その日の危険を1つだけ共有するのがポイントです。この習慣がある現場は、「今日は気をつけよう」という意識が自然と高まり、ヒヤリハットの報告も増える傾向があります。
習慣② 「帰り際10分」を片付けと確認に使う
12月は「もう暗いし、寒いし、早く帰りたい…」そんな気持ちになりますよね。ですが、事故が起きやすいのは実は作業後の時間帯です。
おすすめなのが、「帰る前の10分ルール」。
工具・資材の置きっぱなし確認
重機・車両の簡単チェック
明日の作業スペースの安全確認
たった10分でも、翌朝の転倒事故や物損事故を防ぐ効果があります。
保険のご相談でも、「作業後の片付け中にケガをした」「休工中に資材が倒れていた」というケースは意外と多いんです。

習慣③ 「もし今事故が起きたら?」を年内に一度考える
少しだけ、現実的なお話をします。
万が一、
作業員がケガをした
第三者に損害を与えた
車両事故を起こした
そんな時、どの保険が使えるか、すぐに説明できますか?
12月は、
従業員の増減
車両の入れ替え
外注先との関係変更
などが起きやすい時期です。
実は、
「補償されると思っていた内容が対象外だった」というご相談も、年末に集中します。
年内に一度、
労災上乗せ保険
業務災害保険
自動車保険
賠償責任保険
を軽く見直すだけでも安心感が違います。

12月のヒヤリハット対策は「気合」より「習慣」
事故は、
「気をつけよう」と思っていても起きます。
だからこそ、
声かけ
片付け
確認
といった小さな習慣の積み重ねがとても大切です。
私たち保険代理店の役目は、「事故が起きた後」だけでなく、事故が起きにくい環境づくりを一緒に考えることだと思っています。
年末の現場を、無事故で締めくくるために
今年も残りわずか。無事に一年を終えられることが、何よりの成果です。
「保険の内容、正直よく分からないままにしている」
「今の補償で足りているか不安」
そんな方は、年末のこのタイミングで一度見直してみませんか?建設業専門の保険代理店として、現場の実情に合わせたアドバイスをさせていただきます。
アクセルへお気軽にご相談ください😊
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